マーケティングは恋愛によく似ていると思います。
好きで好きでたまらない、あの人に、こっちを向いて欲しくてあの手この手で気を引こうとしたことありませんか?
どこに住んでるのか、何に興味があるのか、好きなブランドや、好きな食べ物のことなど、いろいろと調べては、その人が喜びそうなプランを立ててデートに臨んだ若かりし頃を思い出します。
そんな経験のある方だったら、ピンとくる。そんなターゲット戦略の話しをしたいと思います。
ターゲットを明確にしない商品はゴミ
世の中には、よくよく計画を立てて、周到に準備をした上で売れるべくして売れている商品と、誰からもまったく見向きもされず、何のために存在しているのかわからない商品とがあります。
商品を開発する段階で、「いつ」「どこで」「誰に」「なにを」「なぜ」「どのように」を考えずに、無為無策でつくられた商品は、決して誰の目にも留まらないし、誰のこころにも刺さることはありません。なぜなら、それは、目を閉じてダーツの矢を闇雲に放つようなものだからです。ウィリアム・テルでもない限り多くの場合、事故として終わってしまいます。
ターゲットを明確にすれば見えてくるもの
ターゲットを明確にすることで、見えてくるものがあります。
冒頭でも話したように、好きなあの人に対して「何をすれば喜ばれるのか」「付き合ってもらえるまでにいくつのステップをクリアすれば良いのか」など、ターゲットを明確にイメージすることで、次の行動への具体的な作戦が立てやすくなります。その結果、あなたのこだわりや、大切にしている想い、どうしても伝えたい歴史などが、きちんと正しく伝わるようになります。
たとえば、「年齢・性別・ライフスタイル」など。
あなたは、あなたが生産した農産物や加工品を「誰に」買ってほしいと思っていますか?
市場を細分化して、ターゲットを絞り込む
現在のマーケットは完全に成熟しきっていて、ありとあらゆる商品やサービスが世の中に溢れかえっています。
そんな中で、すべての人のニーズに応えることは、まず不可能です。
たとえば、Aさんと Bさん では、生活のスタイルも好みも違って当たり前ですよね。
市場細分化のステップとして以下の項目を意識して、ターゲットの人物像をできるだけリアルにイメージできるまで、情報を集めましょう。

小さな力で、大きな成果を!
もう、闇雲に「下手な鉄砲」作戦で消耗していくことはやめて、ターゲットとなる「あの人」のことを、正しいステップで分析して「一撃必殺」矢を命中させましょう。
- 次の行動への具体的な作戦を立てることができる。
- こだわりや、大切にしている想いを伝えられる。
- 共感が生まれ、あなたのファンが生まれる。
こんな未来を実現するために、今日からあなたが理想とする顧客のイメージを具体的に想像してみましょう。
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